土地名義変更事典

土地の名義変更と相続の「遺産分割協議」

土地の名義変更というと、土地の売買で所有権を移転する土地名義変更を思い出しますが、相続や贈与などで、土地の代金を支払わないで土地を所有する場合もあり、土地の名義変更といっても様々なものがあります。
いろいろな土地名義変更の中でも、最もトラブルを生みやすい土地名義変更は相続によるものです。
相続は、亡くなった方の財産を法定相続人が受けとるということですが、土地を相続して名義を変する場合、3種類の方法があります。
それらは、「法定相続」による遺産相続、「遺産分割協議」による遺産相続、そして相続人の遺言書に従って行う遺産相続です。中でも、土地名義変更でよく問題になるのが「遺産分割協議」による遺産相続です。
一般的な、法律で定められた按分で相続財産を共有する形をとる「法定相続」による遺産相続や、相続人の遺言書による遺産相続では相続人同士で争うようなことは比較的少ないのですが、「遺産分割協議」による遺産相続では、相続人全員で遺産分割協議を行い財産の所有を決めるため非常に複雑なものになります。

特に日本の場合、財産を土地などの不動産で所有しているケースが多いので協議をまとめるにも時間がかかる場合が多く、何年も名義変更されずに残っている土地も非常に多いのです。
なお、相続税については、基礎控除の額が相続の場合大きいので、税金対策を考えなければならないような資産家は限られてきます。
マイホームや土地が相続財産だという場合はまず相続税はかかりません。
しかし、相続税と相続財産の名義変更は全く別の問題になります。
名義変更をきちんと済ませておかないと様々な問題に発展しますから早めに解決するべきでしょう。

 
 

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